<hag1log> -ハギログ-

出来事、お仕事、趣味に絡む徒然をつらつらと。

氣志團万博という変なフェスは「俺んとこ来ないか?」精神に満ちた素敵な祭りでした。

三連休初日の9/13、氣志團万博に行ってきました!

昨年に引き続き、2回目の参戦。

 

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出演者が豪華…というか、一風変わっていることでも有名なこのフェス。

今年もご多分に漏れず不思議なブッキングを果たしてます。

 

和田アキ子AKB48、吉川晃司に岡村靖幸が出るイベントなんて、他にない。

 

ARTIST | 氣志團万博2014 〜房総大パニック!超激突!!〜

 

結論から先に言うと、やっぱりすげー楽しかったのです。

他のフェスにも色々参加してますが、氣志團万博はなんか他とは違うんだよなぁ…。

そんな楽しさの根っこをちょっと考えてみたくなったので、書き連ねてみます。

キッシーズの方々には常識なのかもしれませんが、一個人として感じたところなのでご容赦の程。

 

〜ここが違うよ氣志團万博

1. ステージはひとつ

2. アーティスト開始時の紹介ムービー

3. 細部に満ち溢れた氣志團テイスト

 

1. ステージはひとつ

普通のフェスだと、最近は複数ステージが当たり前。

タイムテーブルもそれぞれ違うので、お目当てのアーティストを見られずに悩むこともしばしばだし、何より移動に使う体力もなかなかバカにならない。

それを綺麗に渡り歩くのも楽しくはあるんだけど…それに頭と体力を使ってるのって、実はちょっともったいなくもあったりするのです(´・ω・`)

ステージひとつで間に休憩も挟みながらっていうペースは、観る側にとっても、演奏する側にとっても幸せな状態かもしれない。

…興味ないアーティストだっているじゃん?という課題も抱えつつその2へ。

 

2. アーティスト開始時の紹介ムービー

演奏前に、氣志團綾小路翔による紹介ムービーが流れるんですが、これが面白いw

そのアーティストの魅力と、今回オファーした理由、そしてコミック調にパロディったイメージイラストで紹介していきます。

きゃりーぱみゅぱみゅの紹介のときには、「『原宿の風』を房総に呼び込んでやったぜ!」と息巻き。

筋肉少女帯のときには「氣志團を作ったのは、筋少です」と先輩を↑↑。

なによりガツンと来たのは、岡村靖幸の「永遠のターザンボーイ」

…このフレーズで、座り見を諦めましたw

普通のフェスだと、アーティスト名だけ出て終わりなんだけど、

きっちりと「このとき、この場所にこのアーティストがいる理由」を氣志團をオチに使いつつ端的に語りきるという離れ業。

これで、知らないアーティストでも興味が湧いて見てみたくなっちゃうのです。

むしろ、紹介ムービーを観るためだけにでもステージ前に向かってしまうw

ファンにとっては、氣志團からアーティストへのラブレターを見てる感じだし、そんなラブレターを横から観るのもやっぱり関心を持たずにはいられないし。

この紹介、凄い大事な要素だと思ってます。

 

3. 細部に満ち溢れた氣志團テイスト

まぁ、今回はステージにでかいリーゼントが鎮座していたり、全然細部じゃないけどw

配布されるエリアマップや物販の文言がひとつひとつ氣志團ぽくて、読み甲斐があったり、主催者のはずなのにトリをももクロや吉川晃司にするりと譲れる立ち位置の取り方がそれっぽかったり。

この混沌としたフェスに、「氣志團らしさ」という一本の筋を見事に通してますw

 

そんな感じの特徴から伝わってきたもの…

「俺の街で、俺の尊敬する人たちをとにかく全力で見ていってくれよ!」

という、言ってみれば『俺んとこ来ないか?』の精神。

尊敬する人たちをステージを分けて選ばせるなんてことはできないぜ、って感じで、

万博を構成するレイアウトなどの要素からも感じ取れた気がしたのでした。

きちんとアーティストと向き合える、いいフェスだなーと。

 

大御所、若手、しかもそれをノンジャンルで横断すると。

フェス乱立時代に生き残っていくには、こういうコーディネイターの存在が大事かも。

 

ま、そんな理屈はさておき。

好天にも恵まれ、ビールも屋台も美味しく、素直に楽しかったですw

 

個人的ハイライトを箇条書きで書き出しつつ、このあたりで。

・12時過ぎに到着、エビ中の中盤から参戦。

筋肉少女帯、年輩ファンの多さに勇気づけられつつダメジャンプをキメる。

筋肉少女帯版の労働讃歌でももクロファンにもサービス&存在感アピールに成功w

・味噌汁's ... お前らRADWIMPSだろ!と身も蓋もないツッコミを炸裂。

・赤いバンドTシャツがももクロの赤と混ざって最大勢力っぽかったです。

森山直太朗が駐車場の歌を無茶ぶりで歌っていて和んだ。

きゃりーぱみゅぱみゅ紹介で噛むのはお約束。リンガーベル可愛かった。

氣志團は中盤で登場。喧嘩上等!スタンディングニッポン!楽しかった。

・夕日に映える曲をひとつ。この時間帯を狙ったんだとしたらズルいですさすが主催w

岡村ちゃん、吉川晃司が来れば、尾崎も生き返ってくるかもしんない。

・華麗なステップと色気のある声にヤラれました。すげー楽しい。

・「内房も、外房も、好印象です」

・最後は昨年の約束通りの「ももクロフェス」化。モノノフの満足度は相当高そう。

・この三年ですっかり大舞台をモノにしたなぁ…

・アンコールでは、氣志團ももクロコスして「無限の愛」をコラボ。

・放送事故wwwだけど絵になるwww

・アンコール後はダッシュでバス乗り場へ。

 時間潰しや話の尽きない相方がいない場合はなかなかの死活問題なので頑張れ。

 

以上、氣志團万博雑感でした。

また来年も行きたいなー。